Interview 社員紹介 インタビュー

整備士Mechanic
株式会社フジアビエーションシステムズ
FTA事業部
Y.Sさん
整備士 Y.Sさん
Q1
この会社を志望した動機や
入社を決めた理由は?
広く事業を展開しており、”挑戦できる会社”の雰囲気に魅力を感じ、2019 年に静岡エアコミュータ株式会社へ新卒で入社しました。入社後は回転翼航空機の定期整備や運航整備補助を通して実務経験を積みました。グループ会社であるフジアビエーションシステムズ(FAS)の新規事業として、AW139型フル・フライト・シミュレータ(FFS)の新規導入をすることが決まったことをきっかけに、「シミュレータ整備」という新しいことに挑戦したい思いが強くなり、会社へ志願し、現在同事業に従事しています。
シミュレータの整備は、私にとって全てが未経験のことで新たに学ぶことが多く大変でもありますが、やりがいをもって仕事に励んでいます。
Q2
どのような業務を行って
いますか?
主な業務内容は、訓練機材FTD/FFS※1の訓練使用前・使用後点検および定期整備や不具合処置などの維持管理、整備訓練用機材MTS※2の維持管理を行っています。
FTD/FFSは国土交通大臣による認定を維持するために、厳格な管理体制の下で数多くの検査を定期的に実施しています。シミュレータ機材が実機の模擬として適正に機能しているかを確認する1つとしてQualification Test Guide(QTG)というデータを3グループに分け定期採取しております。こちらは約1か月かけてじっくりとデータの検証や判定を行っています。
シミュレータ機材に不具合が発生した場合、お客様の訓練への支障や、訓練計画に遅れが生じかねないことから、高品質なシミュレータ機材を提供し続けることは大変重要なミッションであると捉えております。そのため定期整備や点検では緊張感をもって日々取り組んでいます。
※1FTD:Flight Training Device(飛行訓練装置)、
FFS:Full Flight Simulator(模擬飛行装置)
※2MTS:Maintenance Training Simulator(整備訓練用機材)
Q3
やりがいや心に残る
エピソードを教えてください
FFSの新規導入プロジェクトでは、大変貴重な経験をすることができました。新型コロナウイルスの影響でFFSの輸入が遅れたり、エンジニアの方の入国が思うようにいかなかったりと不測の事態が発生し、当初の予定よりも大幅に遅れて導入作業が始まりました。遅れを取り戻すためにチームで協力し、24時間体制で交代勤務をして作業をしたことや、海外のエンジニアの方と不慣れながらも英語でコミュニケーションを取り、日々QTGの判定等の業務を行ったことはとてもいい思い出です。一致団結し取り組んだ結果、当初の予定通り2022年1月に認定を取得することができました。組織の全員が同じ目標に向かって取り組み、成し遂げた時の達成感や充実感は何事にも代えがたい経験となりました。
Q4
職場の雰囲気を教えて
ください
  • 職場の雰囲気はにぎやかで明るいと思います。
  • 整備グループでは話し合いをする機会が多く、その際にわからないことの確認や意見交換がしやすいです。
  • 先輩や同僚とは仕事とは関係のないことを話したり、時にはちょっとした冗談を言えるような間柄です。
  • 上司とは不定期に飲みに行く機会もあり、仕事で困っていることの相談や仕事とは全く関係のないことまで話せるようなお付き合いをさせていただいています。
1
日のスケジュール
●早番の日
07:30
出勤
各機材の立ち上げ
08:30
朝礼
09:00
整備事務処理
整備資料作成
12:00
昼食・休憩
13:00
作業再開・遅番とのミーティング(引継ぎ)
15:00
訓練中の不具合対応・処置
不具合関連の事務処理
16:30
事務処理後退勤 or 残業
●遅番の日
13:00
出勤
早番とのミーティング(引継ぎ)
13:30
整備事務処理
整備資料作成
18:00
軽食・休憩
19:00
作業再開
訓練中に起きた不具合の確認・処置
21:00
各機材のSystem Check後、Unload
整備、不具合関連の事務処理
22:00
事務処理後退勤 or 残業